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​4、5月号合併号は1960年代初頭の作品でしたが
今月号の表紙絵に1970年代の作品を選びました。
東京都下、日の出村に引っ越し、
土を耕し 山羊と鶏を飼い
​絵本や版画を創っていた頃の作品です。
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これは21才の学生時代の絵です。

「ちっとも進歩していないのだねぇ」

と言われそうですね!

“3年に進級するには、あと35枚描いてもってこい”

と担当の教授に怒られて2〜3時間で仕上げ

​雨の中をベタベタのまま持っていった作品です。

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栃木の美術館にあったぼくの絵は、
知的障害者が漉いてくれたリトグラフだ。
​30年前の作品に会えた一日だった。
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栃木県那須郡の「那珂川町馬頭広重美術館」で
『抽象芸術へのいざない』という企画展が
2月11日まで開催されている。
全体的には渡辺豊重さんの作品展らしいが
彼のコレクションを同時に並べることで
抽象画と抽象彫刻について
検証しようとしている展覧会のように感じられた。
びっくりしたのは、
ぼくの名前も出品作家として並んでいることだ。
これは大変。
ぼくのどんな作品が展示されているのだろう。
​出かけてゆくことにした。(あとは次号にて)
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ぼくの抽象画にはモデルがある。
この絵も地底の球根たち。
季節がずれるけど
地の中から
​ぐいぐい 伸びてくる命の芽。
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昨年、イラストレーションのいい仕事が出来た。
ダブル受賞までして、
スッカリ、イラストレーションづいている。
でも賞などにあまえていられない。
イラストレーションの新分野
「抽象イラストレーション」の実験に突入している。
抽象画とどう違うのだと問われても困る。
絵本、イラストレーションなどの現代アート、
絵画作品、そしてイラストレーション。
いろいろジャンルを越えてやりたい放題。
別に境界線を引く必要がないのに、
あえて「抽象イラストレーション」といっているのは
「そうしたいから」というだけの理由なのだ。
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6月に出版された、
『ぼく、おたまじゃくし』(佼成出版)には
「絵本と木の実の美術館」のビオトープに棲む水棲生物がいっぱい出てくる。
ミズカマキリ、コオイムシ、ヤゴ、ホタルの幼虫、イモリ、ドジョウ、タニシ、カワニナなどだが、この絵本には、ビオトープに棲んでいない
​とんでもない生物も登場する。
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新潟県十日町にある「絵本と木の実の美術館」にはビオトープの池があります。
3年前に池を掘って造ったビオトープには、さっそくサンショウウオが山からやってきて。産卵したり、ホタルが飛び交ったり、タニシが大量発生したりしました。
水棲生物の種類も増えてきました。
この池が舞台になる絵本
​『ぼく、おたまじゃくし?』が6月に出ます。

2月24日〜3月11日

東京三鷹の「ギャラリー由芽」で

『森の小径で出合ったよ』というタイトルでぼくは展覧会を開催しました。

また、瀬戸内の「森の小径」をイメージしてそこに棲んでいる者たちを登場させました。

この絵もその中の一点です。

子どもの時から、いきものに興味があった。

特に植物に関心を持っていた。多分長兄の影響だ。

​ぼくが庭でボケーっと立っているのを、兄は庭にいて

「セイゾウ そこのヒメムカシヨモギをひきぬいとけ」

というのだ。

あたりをみわたしたら背の高いテントウグサのような雑草がはえており「これ?」と尋ねると「そうじゃ」と答えたので、ひきぬいたのを覚えている。

その記憶は妙に鮮明に残っていて、あのあまり美しくない草に魅力を感じるのだ。

​植物はよく見るといいかたちをしている。

今年も「アッ」というまに年の暮です。

9月に渋谷の國學院大學で「いのちの響き合い」の折、ロビーに「土と健康」表紙展を開いていただきました。

2001年から17ケ年も、ぼくはこの表紙を担当させていただいているのですね。

今月の作品のように暗いしワケのわからん絵が多いのに皆さんよく我慢していただいています。

「いいかげんにもっとイッパン的な絵描に代えろ!」という要望も多いと思いますが、今の所、編集係の方からやめろと言われていないので2018年も描いてよいのですか?

もしそうなら2018年は少しわかりやすい絵を描く努力をいたします。

2018年1月20日から名古屋市名東区本郷1−43

​「Lギャラリー」で田島征三「森の小径」展を開きます。

新潟県十日町市の山間にある「絵本と木の実の美術館」

秋の特別企画展は「もしもしマムシ何してら〜ん」

マムシ女の制作は、かなり存在感のあるアート作品になった。

その画像を撮影する間もなく、瀬戸内の「あおぞら市」

原田美枝子、優河、征三のライブの為、移動。

この絵は、「絵本と木の実の美術館」でのライブペイントで描いた絵を少しだけ直して子どもたちが、マムシの絵を描く部屋に飾ることにした。

香川県高松市の沖に大島という小さな島があり、

その島に「森の小径」と名付けた作庭の仕事をしていることは、この場所に何度か書いた。

そして今年中にパンフレットを作ろうとしている。

今回の絵は、今年夏。台風と日照りによってかれたきの事を思って描いた。

生きている人も死んだ人も、枯れた木も生きている木も魂を交流しあっているのか?

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